ジェネラル
テニスオーストラリア、WasabiとImagenで効率性に優れた低コストのメディア資産管理ソリューションを採用
テニスオーストラリア、WasabiとImagenで効率性に優れた低コストのメディア資産管理ソリューションを採用
メルボルンに本部を置くテニスオーストラリア(Tennis Australia)は、テニスの世界4大大会の1つである全豪オープンをはじめ、年間を通して数多くのテニスイベントを主催・放映しています。テニスオーストラリアは、全豪オープンの主催・放映とともに、大会期間中のコンテンツ制作と配信も担当しています。テニスオーストラリアが制作したコンテンツは、放送局、スポンサー、パートナー企業に販売され、世界各地で再放映されています。
手作業によるコンテンツ制作を脱却するために新たなメディア管理ソリューションを模索
テニスオーストラリアのパートナーの放送局やスポンサーは契約内容に応じて世界中からイベントのコンテンツにアクセスしますが、ユーザー向けにコンテンツをアップロードするバックエンド処理はすべて手作業でした。テニスオーストラリアのスーパー バイジング プロデューサーであるJohn O’Neil氏は次のように説明します。「今までのソリューションでは、ユーザーがアクセスできるコンテンツをフォルダごとに置いていましたが、顧客の契約に応じてアクセスできるコンテンツが微妙にちがうため、同じコンテンツを複数回アップロードしなければなりませんでした。」管理するスポンサーは50社以上、コンテンツファイル(1ファイルあたり数百ギガバイトに及ぶことも)は100個もあり、手動では管理しづらく、時間がかかり、非効率でした。O’Neil氏はさらに、「手作業であるため、すべてをスプレッドシートで管理・追跡する必要があり、メディア管理者にとってかなり面倒な作業でした。単にプラットフォームが私たちのニーズに合っていなかったのです。」と言います。テニスオーストラリアには、全世界へ効率的にメディアを配信するために、自動化されたユーザーフレンドリーなソリューションが必要だったのです。
ImagenとWasabiが連携して提供するクラウド資産管理ソリューション
堅牢なメディア管理のために、テニスオーストラリアはWasabiのテクノロジーパートナーであるImagenを採用しました。このメディア資産管理用プラットフォームは、コンテンツへの迅速かつセキュアで容易なアクセスを実現するよう設計されています。Imagenを利用することで、テニスオーストラリアはファイルを手作業で処理・管理する負担をなくすことができました。担当部署ではプラットフォームに直接アップロードしてユーザーのアクティビティを容易に追跡でき、ユーザーはプラットフォームでコンテンツの閲覧やプレビューが行えます。「Imagenの最大のメリットの1つは、コンテンツ利用契約を結んでいないサードパーティや新規の代理店など、幅広い人々にコンテンツを紹介できることであり、これにより多くの商談が生まれています。そのようなアクセスは以前はできませんでした。」 O'Neil氏の説明によると、テニスオーストラリアにとってもう1つのメリットは、Imagenの「閲覧専用」コンテンツアクセスであり、これにより、放送局以外のパートナーにも、コンテンツの購入前に、クリップを閲覧してもらえるようになったとことです。
下り転送料なしですべてのステークホルダーにシームレスなストレージ環境を提供
テニスオーストラリアでは、コンテンツをImagenプラットフォームから効率的に配信するために、世界各国からデータへのアクセス・取得が行えるようしたいと考えていました。ハイパースケーラーのクラウドストレージのベンダーであればそれは可能ですが、データ取得やAPIリクエストのたびにコストが発生し、テニスオーストラリアが支払う料金は雪だるま式に膨らんでしまいます。O’Neil氏は、「下り転送料をボトルネックにしたくありませんでした。ストレージプロバイダーを比較するにあたり、1つのファイルのアップロードにかかるコストに注目しましたが、そのファイルが15回、50回、あるいは100回とダウンロードされる可能性があることは分かっていました。上り転送料のコストを検討し、さらに重要な点として、下り転送料のコストがどうなるかを調べてみました」と語っています。Wasabiの場合、下り転送料やAPIリクエストの料金は発生しないため、テニスオーストラリアのO’Neil氏と彼のチームは、データ転送やデータアクセスにかかる料金を心配する必要はありませんでした。「技術的な決定においてコストは常に極めて重要な要素であり、Wasabiが提示したコストが私たちの決断を促しました。社内ではシームレスな運用ができ、社外のステークホルダーも素晴らしい環境で業務を行っています。」
次のステップ:テープライブラリからクラウドへの移行
Wasabiは低コストであり、下り転送料やAPIリクエストの料金が発生しないことから、テニスオーストラリアではより多くのコンテンツをWasabiクラウドに保存できるようになりました。O’Neil氏は、「クラウドストレージのコストを抑えることで、未処理のままになっていたコンテンツのデジタル化を進めることができます。ImagenとWasabiプラットフォームでデジタル化すべき物理テープは1万本あり、移行を進める予定です」と語っています。ImagenとWasabiの共同ソリューションにより、テニスオーストラリアは、ニーズに合ったソリューションを安心して利用することができます。O’Neil氏は、「私たちは、完全に統合されたソリューションを持つことができました。ストレージを階層別に管理する必要はなく、Wasabiと連携したImagenがすべてまとめて管理してくれます。WasabiとImagenが私たちのビジョンを理解し、サポートしてくれたことで理想的な環境を実現することができました。」
テニスオーストラリア事例カタログ(PDF)>>
the bucket
メルボルンに本部を置くテニスオーストラリア(Tennis Australia)は、テニスの世界4大大会の1つである全豪オープンをはじめ、年間を通して数多くのテニスイベントを主催・放映しています。テニスオーストラリアは、全豪オープンの主催・放映とともに、大会期間中のコンテンツ制作と配信も担当しています。テニスオーストラリアが制作したコンテンツは、放送局、スポンサー、パートナー企業に販売され、世界各地で再放映されています。
手作業によるコンテンツ制作を脱却するために新たなメディア管理ソリューションを模索
テニスオーストラリアのパートナーの放送局やスポンサーは契約内容に応じて世界中からイベントのコンテンツにアクセスしますが、ユーザー向けにコンテンツをアップロードするバックエンド処理はすべて手作業でした。テニスオーストラリアのスーパー バイジング プロデューサーであるJohn O’Neil氏は次のように説明します。「今までのソリューションでは、ユーザーがアクセスできるコンテンツをフォルダごとに置いていましたが、顧客の契約に応じてアクセスできるコンテンツが微妙にちがうため、同じコンテンツを複数回アップロードしなければなりませんでした。」管理するスポンサーは50社以上、コンテンツファイル(1ファイルあたり数百ギガバイトに及ぶことも)は100個もあり、手動では管理しづらく、時間がかかり、非効率でした。O’Neil氏はさらに、「手作業であるため、すべてをスプレッドシートで管理・追跡する必要があり、メディア管理者にとってかなり面倒な作業でした。単にプラットフォームが私たちのニーズに合っていなかったのです。」と言います。テニスオーストラリアには、全世界へ効率的にメディアを配信するために、自動化されたユーザーフレンドリーなソリューションが必要だったのです。
ImagenとWasabiが連携して提供するクラウド資産管理ソリューション
堅牢なメディア管理のために、テニスオーストラリアはWasabiのテクノロジーパートナーであるImagenを採用しました。このメディア資産管理用プラットフォームは、コンテンツへの迅速かつセキュアで容易なアクセスを実現するよう設計されています。Imagenを利用することで、テニスオーストラリアはファイルを手作業で処理・管理する負担をなくすことができました。担当部署ではプラットフォームに直接アップロードしてユーザーのアクティビティを容易に追跡でき、ユーザーはプラットフォームでコンテンツの閲覧やプレビューが行えます。「Imagenの最大のメリットの1つは、コンテンツ利用契約を結んでいないサードパーティや新規の代理店など、幅広い人々にコンテンツを紹介できることであり、これにより多くの商談が生まれています。そのようなアクセスは以前はできませんでした。」 O'Neil氏の説明によると、テニスオーストラリアにとってもう1つのメリットは、Imagenの「閲覧専用」コンテンツアクセスであり、これにより、放送局以外のパートナーにも、コンテンツの購入前に、クリップを閲覧してもらえるようになったとことです。
下り転送料なしですべてのステークホルダーにシームレスなストレージ環境を提供
テニスオーストラリアでは、コンテンツをImagenプラットフォームから効率的に配信するために、世界各国からデータへのアクセス・取得が行えるようしたいと考えていました。ハイパースケーラーのクラウドストレージのベンダーであればそれは可能ですが、データ取得やAPIリクエストのたびにコストが発生し、テニスオーストラリアが支払う料金は雪だるま式に膨らんでしまいます。O’Neil氏は、「下り転送料をボトルネックにしたくありませんでした。ストレージプロバイダーを比較するにあたり、1つのファイルのアップロードにかかるコストに注目しましたが、そのファイルが15回、50回、あるいは100回とダウンロードされる可能性があることは分かっていました。上り転送料のコストを検討し、さらに重要な点として、下り転送料のコストがどうなるかを調べてみました」と語っています。Wasabiの場合、下り転送料やAPIリクエストの料金は発生しないため、テニスオーストラリアのO’Neil氏と彼のチームは、データ転送やデータアクセスにかかる料金を心配する必要はありませんでした。「技術的な決定においてコストは常に極めて重要な要素であり、Wasabiが提示したコストが私たちの決断を促しました。社内ではシームレスな運用ができ、社外のステークホルダーも素晴らしい環境で業務を行っています。」
次のステップ:テープライブラリからクラウドへの移行
Wasabiは低コストであり、下り転送料やAPIリクエストの料金が発生しないことから、テニスオーストラリアではより多くのコンテンツをWasabiクラウドに保存できるようになりました。O’Neil氏は、「クラウドストレージのコストを抑えることで、未処理のままになっていたコンテンツのデジタル化を進めることができます。ImagenとWasabiプラットフォームでデジタル化すべき物理テープは1万本あり、移行を進める予定です」と語っています。ImagenとWasabiの共同ソリューションにより、テニスオーストラリアは、ニーズに合ったソリューションを安心して利用することができます。O’Neil氏は、「私たちは、完全に統合されたソリューションを持つことができました。ストレージを階層別に管理する必要はなく、Wasabiと連携したImagenがすべてまとめて管理してくれます。WasabiとImagenが私たちのビジョンを理解し、サポートしてくれたことで理想的な環境を実現することができました。」
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