持続可能性
Wasabiにおけるサステナビリティ
Wasabiのミッションは、世界中のデータを効率的に保存できる環境を提供することです。そのためには、お客様やパートナーが継続して利用できるITインフラが不可欠であると認識し、その開発に取り組んでいます。
Wasabi Hot Cloud Storageは、消費電力と効率を最適化し、ディスクに保存できるデータ量を最大化するように設計されています。 さらに、仮想化技術やコンテナ技術を活用することで、多くのシステム機能を機能ごとの専用ハードウェアではなく、共有ハードウェアで運用できるようにしました。これにより、データセンターでの電力やスペースを消費するハードウェアの量を減らすことができます。
カーボン フット プリント計算ツール
このカーボン フット プリント計算ツールでは、Wasabiに1年間データが保存された場合のCO2e排出量を算出することができるツールです。この計算は、データ耐久性99.999999999%を誇るWasabiの冗長化技術を含めた「実際の」ストレージに基づいています。もちろん、サーバー、ドライブ、エンクロージャ、スイッチ、ルータ―、冷却装置など、Wasabiストレージ領域に関するすべてのコンポーネントを対象としています。
総合的な取り組み
サステナビリティを実現させるには、様々な角度からの取り組みが必要です。自社でデータセンターを建設し、土地や水、大気に影響を与える多くの大手ベンダーとは異なり、Wasabiは既存の一流のコロケーション施設でサービスを展開しています。この施設は、超大型データセンターと同じ電力、スペース、セキュリティ機能を備えていますが、サービスの成長に合わせて電力やスペースをコスト効率よく消費することができ、環境への影響もありません。
Wasabiでは、パートナーを選出する際、考え方の方向性や目標を相手企業と確認し合い、慎重に判断しています。Equinix、NTT、 Flexential、Digital Realty、Iron Mountain、といったパートナー企業は、データセンターのサステナビリティ対策におけるリーダーであり、CO2の排出量を最小限に抑え、エネルギー消費を削減する取り組みに尽力しています。
また、私たちは、お客様やパートナーがWasabiのサービスで保存したデータが環境に与える影響について、認識・測定できる状態を目指しています。
サステナビリティを推進するWasabiの取り組み
Wasabiは世界中のデータを保存することを使命としており、目的に応じたソフトウェア設計、革新的なHDD技術、最適なクラウド運用を組み合わせることで、効率的なデータ保存を実現しています。また、お客様やパートナーに貢献するうえで、持続可能なITインフラの開発が不可欠であると認識しています。そのため、Wasabiで保存したデータが環境に与える影響を把握・測定するためのサポート体制を整えています。