the bucket

バックアップをクラウドストレージに取得する理由を解説

バックアップをクラウドストレージに取得する理由を解説

Yasuhiro Ozawa
By Yasuhiro Ozawa
パートナー営業部長

2023年5月10日

様々な経済活動がITへの依存が高まっている昨今、データの喪失や破損を防ぐためにも安全なバックアップは必須です。 クラウドストレージを活用することでランサムウェア等、新たな脅威に対する防御対策として注目されています。

バックアップデータをクラウドストレージに取得する主な理由


・最新のセキュリティ対応策

オンプレのハードウェア環境はどれくらいの頻度でアップデートを対応されているのが一般的でしょうか。ハードウェア単体のみの対応のみでなく、システム環境全体での対応が必要です。
クラウドストレージサービスは高度なセキュリティ対策が行われており、かつ常に最新のアップデートが適応されております。 新たな脅威への対策が利用者の判断を必要とすることなく、常に実施されております。

・イミュータブル機能(WORM)

ランサムウェアの攻撃手法のひとつとして、あらゆるデータを暗号化してしまうことが挙げられます。
イミュータブル機能を持つクラウドストレージの場合、指定した期間(日、週、年、等)の間は書き込まれたデータを一切不変にすることが可能となります。 例えばバックアップデータを保存しておけば、暗号化による上書き行為や悪意のある消去からデータを確実に守ります。

・システム老朽化対策

ハードウェア設備の運用が不要なクラウドストレージのため、利用者はハードウェアの老朽化や保守切れの心配なく、永続的にバックアップストレージとしてご利用頂けます。

・障害対応

ハードディスクや電源など、ハードウェアを運用するにあたり避けては通れない障害対応。 いつ障害が起こるのかは予測できませんし、オンサイト保守の作業員とのスケジュール調整も時間の浪費ではないでしょうか。
クラウドストレージであればハードウェア障害等が発生したとしてもご利用者は一切気付くことなくサービス事業者側の作業で正常状態に復旧します。
幾重にも冗長化されたシステムは、オンプレ環境とは比較にならないデータ保護レベルを提供します。

・災害対策

ITに依存したビジネス環境を維持するにあたり、技術的な対策のみでなく災害や長期停電なども考慮する必要があります。 クラウドストレージをバックアップデータの保存先として利用することで災害対策になりますし、クラウドストレージベンダーが複数のリージョンを有していれば、リージョン間のレプリケーションを実施することで更に強固なデータ保護を実施することも可能となります。

まとめ

ITに依存せざるを得ない環境ではデータのバックアップは必須であり、クラウドストレージを活用することで、オンプレ環境のみでは達成できないゴールや新たな脅威に対するソリューションがご利用頂けます。 Wasabi Technologies Hot Cloud Storageを選択頂くことでバックアップデータを確実に守り、かつ他のクラウドストレージよりも高速・低価格でご利用頂けます。

バックアップ
ファイルサーバー
the bucket
Yasuhiro Ozawa
By Yasuhiro Ozawa
パートナー営業部長