Internet of Things (IoT)
IoTデータの波がせまってきています。ゼタバイト、あるいはエクサバイトになる可能性のある巨大なIoTデータの保存に、払う必要のない80%以上の費用を払うことができますか?
The Internet of Things
2020年までに300億から500億のIoTデバイスが接続され、どの調査会社の予測を信じるかにもよりますが、数百から数千ゼタバイトのデータを生成し、保管が必要になると予想されています。このような巨大なデータに備え、どのような計画を立てればよいでしょうか?
Wasabi Hot Cloud Storageを利用すれば、他社のクラウドストレージよりも約80%安くIoTデータを保管できます。ギガバイト単位の定額料金で、エグレスやAPIの料金は不要です。Wasabiに複雑な価格の階層設定はありません。価格の階層は計算を複雑にし、予期せず高い価格となってしまう可能性があります。
ゼタバイトの時代に、IoTが大量のデータストレージを必要とすると言っても過言ではありません。しかし、結論から言えば、IoTのデータ量が増えても、クラウドストレージの一般的な料金の何分の一かを支払うだけで良いのです。
イントロダクション
データ分析には、データ保存が必要
Internet of Things(IoT)は、世界を急速に変えつつあります。IoTの用途は、メーカーが部品の交換時期を知ることから、電力会社が地域の電力消費量を予測することまで多岐にわたっています。しかし、IoTデバイスから得たデータをもとに、ビジネス上の洞察を得るには、単に多くのデータを蓄積し、その中から関連性のあるデータを抽出するだけでは不十分です。有用な洞察を得るには、データを関連付けて分析する前に、データを収集したときの背景(コンテキスト)を考慮する必要があります。
コンテキストが違いを生む
気温の変化、湿度、季節、時間帯、経過時間など、これらの変数すべてが、データが伝えようとする事実に影響を与えます。つまり、データを分析する際に、データの背景(コンテキスト)を考慮することは必要不可欠であり、コンテキストはビジネス上の意思決定に大きな影響を与えます。
ビジネス上の改革や、スマートな意思決定に必要なコンテキストは、IoTデバイスやその他の情報源から収集されたすべてのデータを一定期間保存することによって得ることができます。しかし、今やゼタバイト時代に突入し、来年には生成される IoT データが数十、さらには数百ゼタバイトに達すると言われています。 それらは一体どれほどの大きさのデータなのでしょうか?
月と万里の長城への旅
Cisco社がが発表したVisual Networking Indexの予測では、machine-to-machineの年平均成長率は、2022年までで約47%と予測されています(図をご参照ください)。1ゼタバイトは10億テラバイトですが、わかりにくいので、1テラバイトを1キロメートルとすると、1ゼタバイトは地球と月の往復1,300回に相当します。これを10倍することで、IoTのデータ量の大きさがわかるかと思います。
また、1ギガバイトをレンガに例えると、1ゼタバイトは中国に258の万里の長城を築くことができるレンガ数に相当します。10ゼタバイトなら2,580の万里の長城、100ゼタバイトなら25,800の万里の長城、100ゼタバイトなら25,800の万里の長城。
イメージはつきましたか?いずれにせよ、IoTは膨大な量のデータを生成します。覚悟を決めてください。そして、Wasabiを使えば、より安価にデータを保存することができるのです。
IoTには、コンピュート、ネットワーク、ストレージのリソースが無限に必要です。
IoTの分析に必要な処理能力と、IoTデータの伝送に必要なネットワーク帯域幅は、いずれも需要に応じて増加しています(ムーアの法則)。しかし、ゼタバイトやエクサバイトの巨大なIoTデータを保存し、瞬時にアクセスし、かつ手頃な価格で利用することは簡単ではありません。「エッジ対クラウド」の議論には注目が集まっており、議論は現在も続けられています。
Wasabiの活用
産業別の導入事例
ヘルスケアとライフサイエンス
IoTデータをヘルスケアに応用することで、人々が自身の健康を自己監視・管理できるようになるなど、人々の命を救い、患者の生活の質を向上させる可能性があります。病院では、IoT生体モニターを利用することで、医療従事者がタブレット端末の画面を見ながら病室全体を確認することが可能になります。このリアルタイムモニタリングでは、患者のデータを抽出し、健康状態を把握することで、医療介入が必要な傾向を特定することができます。
エネルギー
石油・ガス会社は、掘削ラインに沿ってIoTデバイスを使用することで、掘削に係る速度と圧力の調整によるプロセスの最適化や、コスト削減を実現しています。また、スマートエネルギーグリッドが普及しつつある今、グリッドと消費者間の通信のためにIoTデバイスを導入し、可能な限りリソースを最適化しています。これにより、コストを削減するだけでなく、エネルギーを節約し、二酸化炭素排出量も削減できる可能性があります。
警察・保安
身体装着型カメラ(ボディカメラ)や監視カメラなどのデバイスから収集されたIoTデータと映像は、警察や保安当局などの法執行機関が行う分析に貢献しています。デジタルフォレンジックやデータ分析が、多くの犯罪における犯人逮捕や原因究明につながっています。
自動運転
車の自動運転は常に人々の興味を引いてきましたが、つい最近までテレビや映画の中の出来事でした。しかし、IoTのおかげで、自動運転は現実のものとなりつつあります。車の自動運転では、インターネットを通じて複数の機器が接続され、膨大なデータを収集・処理し、ユーザーのデータに基づきアルゴリズムを更新しています。自動運転を行う車は、IoTを利用して、道路情報や障害物の回避方法などを他の車と共有します。 これらのデータはすべて無線でクラウドにアップロードして解析され、自動運転の改善に役立てられています。Wasabi Hot Cloud Storageは、これらのIoTデータの保管場所として機能し、車の自動運転の運用と安全性の改善に貢献します。
在宅医療
IoTは、持病を抱える人々に対する緊急時の医療の提供にも欠かすことはできません。米国疾病対策予防センターによると、心臓発作の47%近くは病院外で発生していると報告されています。つまり心臓病を患っている人は、心臓発作に関する初期の警告サインで行動しないことが多いことが示唆されています。コネクテッド・メディカル・リストバンドは、初期症状を検知し、スマートフォンからの救援要請を自動化することができます。これらのデータを保存する場所として、無限に拡張できるクラウドが必要となります。Wasabi を使えば、プライバシー規制との軋轢を心配する必要はありません。Wasabiは、連邦政府のHIPAA(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)およびHITECH(経済的および臨床的健全性のための医療情報技術法)に準拠しています。また、お客様のデータは保存時および転送時に暗号化されます。Wasabiがお客様のコンテンツにアクセスすることはありませんし、アクセスしても読みとることはできません。暗号化キーとアクセス権は、お客様によって管理されます。
公共安全
IoTは、公共安全の分野でも重要な役割を果たしています。地方自治体は、非常用ボタンや防犯カメラ、ボディカメラなどからあらゆる関連データを収集することができます。また、警察官の制服に装着されたウェアラブルセンサーによって、警察官が銃を取り出したことを中央機関は瞬時に知ることができ、状況に応じて迅速にバックアップの対応を取ることができます。法執行機関は、IoT監視データをクラウドに保存して整理し、より簡単かつ正確にアクセス、共有、照会することができます。
デジタルフォレンジックや顔認識のための膨大なデータには、Wasabiが提供する無限の拡張性と高速なアクセスが必要です。どのデータが他のデータよりも優先して必要なのか、あるいは必要でないのかを心配する必要はありません。Wasabiでは、他社よりも80%安い価格でホットストレージを利用でき、競合他社よりも高速なパフォーマンスで使用することができます。
主要パートナー
膨大なボディカム映像ライブラリーを保存することで、警察当局を支援します。
まずは30日間の無料トライアル
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