ハイブリッドストレージのメリット

ストレージインフラをパブリッククラウドに拡張・移行するための完全ガイド

ハイブリッドクラウドの台頭

クラウドは、情報技術に変革をもたらしています。 IaaS(Infrastructure as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、SaaS(Software as a Service)ソリューションは、企業がイノベーションを速め、設備投資を回避し、社員をビジネスの成長のために集中させるのに役立っています。

従来のITプラットフォームでは、今日の進化の早いデジタル社会で求められる俊敏性、価格、性能に対応することはできません。 200人のITエグゼクティブを対象とした2018年のIDG調査では、レガシーITインフラがIT変革の最大の障壁として挙げられています。

従来のオンプレミスのITシステムを強化、リプレイスをするため、またはデジタルトランスフォーメーションを促進のために、クラウドベースのサービスが注目を集めています。 その多くはハイブリッドクラウドを検討しています。 (IDGの調査では、63%の企業がハイブリッドクラウドを視野に入れています)。

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IT変革の障壁とは

ハイブリッドクラウドの進化

階層型ストレージサービスに警鐘

大手のクラウドストレージプロバイダーは、ストレージサービスを階層化して提供しているため、分かりにくくなっています。ストレージの階層は、特定の種類のデータを対象としており、性能特性、SLA、価格(複雑な料金体系)が明確に分かれています。

各ベンダーのポートフォリオは若干異なりますが、これらの階層型サービスは一般的に3つの異なるクラスのデータに対して最適化されています。

アクティブデータ
オペレーティングシステム、アプリケーション、またはユーザーが容易にアクセスできるライブデータを表します。 アクティブデータは頻繁にアクセスされるため、読み取り/書き込みの性能要件が厳しくなります。

アクティブアーカイブ
時々アクセスし、オンラインで即座に利用可能なデータ(オフラインまたはリモートからの復元は行わない)です。 例えば、災害時の迅速な復旧のためのバックアップデータや、時々、急にアクセスする可能性のある大容量のビデオファイルなどです。

非アクティブアーカイブ
アクセス頻度の低いデータです。 例えば、規制遵守のために長期的に維持されるデータなどが挙げられます。 従来、非アクティブなデータはテープにアーカイブしてオフサイトに保管されていました。
特定のアプリケーション毎に、価格を含めた最適なストレージクラスを選ぶことは、本当に難しいことでした。 代表的なオブジェクトストレージでは、オプションが提供されます。各オプションは、価格と性能に独自の特徴があります。 また、一部のオプションでは、SLAと料金が異なるストレージ階層が用意されています。 多くの選択肢に加え、価格が異なるため、十分な情報を得た上で意思決定を行い、正確に費用を予算化するこが困難です。
しかしWasabi Hot Cloud Storageは、シンプルであるべきだと考えています。 従来のクラウド ストレージでは、ストレージの階層化や複雑な価格設定が行われていましたが、私たちは、あらゆるクラウドストレージの要件を満たす、予測可能で、手頃で、わかりやすい価格の単一製品を提供します。 Wasabiは、アクティブデータ、アクティブアーカイブ、非アクティブアーカイブのどのデータストレージクラスにも対応できます。

ハイブリッドストレージが従来のインフラ投資を保護

オンサイトとクラウド融合したハイブリッドIT環境は、今日では一般的なものとなっています。 そして、データストレージもハイブリッドIT導入の例外ではありません。 多くの企業は、オンサイトのストレージプラットフォームとクラウドストレージソリューションを組み合わせて使用することで、機器の台数や管理の手間を抑えています。

ハイブリッドストレージの導入は、以下の点でのメリットがあります。

  • オンプレミス型ストレージの設備投資の延長
  • 高価なオンサイトストレージの容量を再利用
  • ストレージのコストとデータの価値の一致
  • 災害復旧・事業継続性(DR/BC)の向上
  • オペレーションを簡素化し、ITスタッフをイノベーションに特化したプロジェクトに転換

クラウド用語とは

ハイブリッドIT環境は一般的であるにもかかわらず、それを表現するための用語は一貫性がなく、矛盾している場合があります。 クラウドコンピューティングという言葉は1996年に作られましたが、現在でも業界標準の用語や構造を定義するための機関はありません。 当然のことながら、ベンダーは自社のソリューションを誇大宣伝するために、意図的に用語を混同し、混乱を招くことがよくあります。 特にストレージの分野では、マルチクラウド、ハイブリッドクラウド、ハイブリッドストレージといった言葉がよく使われます。
ハイブリッドストレージの使用例について詳しく説明する前に、一般的に使用されているクラウドコンピューティング用語の最も広く受け入れられている定義します。

クラウドコンピューティングモデル

パブリッククラウド

共有、リモートホスティング、管理を行うためのマルチテナントでのIT環境です。 メジャーなパブリッククラウドとしては、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)が代表的な存在です。 Wasabiのパブリッククラウドは、具体的には次世代IaaSのストレージソリューションになります。

プライベートクラウド

単一のテナント専用のクラウド環境で、通常、仮想化技術を使用して行われています。 企業によっては、企業のデータセンターやコロケーションセンターに独自のクラウドを導入し、管理しているところもあります。 プライベートクラウドは、通常、企業のIT部門が運営し、顧客がアプリケーションを構築・実行するために利用します。 マネージド サービス プロバイダー、コロケーションプロバイダー、および一部のパブリック クラウド プロバイダーは、プライベート クラウド サービス、すなわち単一の顧客専用のハードウェア上で動作する、リモートホストおよび管理
されたクラウドインスタンスを提供することもできます。

ハイブリッドクラウド

パブリッククラウドとプライベートクラウドのリソースで構成される混在型になります。 例えば、セキュリティやパフォーマンスが極端に要求されるワークロードにはプライベートクラウドを使用し、それほど要求の厳しくないワークロードにはパブリッククラウドを使用するといったことが考えられます。

マルチクラウド

マルチクラウドは、コンピューティングにはパブリッククラウドプロバイダー、コンテンツデリバリーネットワークには別のプロバイダー、アクティブ ストレージにはWasabiなど、複数のクラウドからなる混合型のクラウドを用いて利用されます。

ハイブリッドストレージの活用例

パブリッククラウドのストレージサービスを利用することで、オンプレミス型ストレージやプライベートクラウドストレージのソリューションに付加価値を与えることができます。 ハイブリッドストレージは、クラウドの経済性、俊敏性、拡張性を活用しながら、IT資産の寿命を延ばすのに役立ちます。
私たちはハイブリッドストレージを、オンプレミスとクラウドの異種のストレージソリューションで構成される混合型の実装と定義しています。 ハイブリッドストレージは、以下のストレージの任意の組み合わせを含むことができます。

  • NAS(ネットワーク接続型ストレージ)、SAN(ストレージ エリア ネットワーク)、DAS(直接接続型ストレージ)など、従来のオンプレミス型ストレージソリューシ
    ョン
  • プライベートクラウドストレージは、例えば、OpenStackのようなオープンソースのIaaSソリューションでプライベートクラウドを構築し、オブジェクトストレージにOpenStackSwiftを使用
  • Wasabi Hot Cloud Storageや、Wasabi Cloud NASのようなパブリッククラウドストレージ

現在、多くのハイブリッドストレージ環境では、従来のオンプレミスストレージソリューション(NAS/SAN/DAS)とWasabiようなパブリッククラウドストレージソリューションを組み合わせたものです。

それでは、一般的なハイブリッドストレージのユースケースをいくつかご紹介しましょう。

クラウドバックアップとリカバリ

従来のオンプレミス型ストレージ基盤(NAS/SAN/DAS)に保存されているデータを、クラウドストレージで保護(英語)することができます。 多くの企業が、機器の故障や災害、ランサムウェアなどから基幹業務データを保護することに課題を持っています。 セカンダリーデータセンターにデータを複製することは、多くの企業にとって手の届かないコストがかかります。 (多くの企業では、DR/BCのためにセカンダリデータセンターを構築し、運用する余裕がありません)。 また、テープへのバックアップは手作業が多く非効率的であり、貴重なビジネスデータが保護されないまま放置されることがよくあります。 多くの企業は、ディザスタリカバリのためにテープをオフサイトに保存しています。 また大災害が起こった場合、テープを回収し、システムを再構築し、ビジネスに不可欠なアプリケーションやデータを復元するには、何日もかかることがあります。

データをクラウドにバックアップすることは、セカンダリデータセンターにバックアップするよりもはるかにコスト効率が良いソリューションです。 また、バックアップとリカバリのためにテープやオフサイトの保管庫を使用するよりも、はるかに高速で効率的です。 クラウドストレージは、コスト削減と目標復旧時点(RPO)および目標復旧時間(RTO)の向上に貢献します。

従来のオンプレミス型ストレージ(NAS/SAN/DAS)のクラウドバックアップ

また、クラウドストレージを利用することで、企業内に分散するデスクトップやノートPCを効率よく保護することができます。 クラウドベースの集中型エンドポイントバックアップソリューションは、運用の簡素化、ヘルプデスクの負担軽減、従業員のデータの常時保護に役立ちます。

WindowsとMacOSのエンドポイントのクラウドバックアップ

データの長期保存(稀にしかアクセスされないデータ)

クラウドストレージを利用することで、安価で効率的かつ確実な長期間のデータ保持が可能になります。 多くの企業は、顧客記録や財務データを何年も維持することが法律で義務付けられています。 コンプライアンス違反は、法的措置や厳しい罰金につながる可能性があります。

多くの企業は、データの長期保存のためにLTO(リニアテープオープン)テープやオフサイトの保管サービスを使っています。 しかし、データをテープに複製することは、時間とリソースを無駄遣いになります。 毎月のメディアコストや保管庫のサービス料がすぐに発生します。 また、サービスプランによっては、オフサイトの保管庫からテープを取り出すのに数時間から数日かかることもあります。 しかし、アーカイブからのデータ取り出しのスピードと、オンプレミスのディスクに比べたLTOの 「安さ 」とのトレードオフは、もはや現代の長期データ保存のためのソリューションには通用しないのです。

クラウドストレージは、従来の長期的なデータ保持のアプローチに代わる、迅速かつシンプルな代替手段を提供します。 クラウドストレージを利用することで、人手による作業や検索の遅れをなくすことができます。 ビジネスルールに基づき、自動的にデータをクラウドに移動させることができます。 また、Wasabiのような次世代クラウドストレージサービスでは、アーカイブされたデータにすぐにアクセスでき(業界ではよく「アクティブアーカイブ」と呼ばれる)、トラフィックにかかる費用も不要です。

長期データ保存 – 警察のボディカムとドライブレコーダーの映像

米国の警察当局は、治安の向上と犯罪撲滅を目的として、ウェアブルカメラやドライブレコーダーを導入しています。 しかし、多くは証拠映像の保存に課題を抱えています。 ボディカメラやドライブレコーダーは、毎週何千時間もの映像が生成されます。 その映像はすべて安全に保管され、情報公開法(FOIA)の要請や進行中の調査に使用するために容易にアクセスできなければなりません。 中には殺人事件の証拠のように、永久に保持しなければならないコンテンツもあります。 しかし、多くの警察署では、自前で証拠映像を保存するためのスタッフ、予算、専門知識が不足しています。

Novus Insightは、Wasabiを使用して、法執行機関向けの証拠映像保存サービスを管理しています。 このソリューションにより、警察は膨大なビデオライブラリを効率よくクラウド上に保持しながら、CJIS(Criminal Justice Information Services)の厳しいセキュリティ規制を遵守することができます。
Novus は、法執行機関がボディカメラやドライブレコーダーの映像に迅速にアクセスできるよう、またビデオをテープやディスクに手作業でバックアップする手間を省けるようサポートします。

アクティブアーカイブ(アクセス頻度の低いデータ)

アクセス頻度の低いデータをクラウドにアーカイブすることで、高価なオンプレミスのストレージ容量を取り戻し、ストレージコストとデータの価値をより適切に調整することができます。 調査によると、データの80%は作成から数カ月以内にほとんどアクセスされなくなるそうです。 しかし、多くの企業では、高価なオンプレミスのストレージに、有効なデータとともに利用されないデータを保存しています。
アクセス頻度の低いデータをプライマリストレージに保存しておくと、ストレージの容量と予算が無駄になります。 また、バックアップファイルのサイズを拡大したり、夜間にバックアップできるアプリケーション数を減らしたりして、データ保護を犠牲にすることになります。
サードパーティ製のデータアーカイブアプリケーションを使用すれば、利用頻度の低い休眠ファイルを自動的にクラウドに移動させることができます。 アクセス頻度の低いデータをクラウドに移行することで、NAS/SAN/DASの容量を確保し、高価なハードウェアのアップグレードを回避することができます。 また、バックアップイメージを縮小してRPOやRTOを向上させることも可能になります。

従来のオンプレミスストレージ(NAS/SAN/DAS)のためのクラウドアクティブアーカイブ

エンタメ業界におけるクラウドアクティブアーカイブ

メディア&エンターテインメントの企業にとって、マルチメディアコンテンツの管理は大きな課題です。 多くの企業は、日々拡大するビデオライブラリが課題となっています。
大量のビデオコレクションをディスクやネットワーク接続でストレージに保存することは、非常に高価になる可能性があります。 制作会社の中には、古いコンテンツをテープにアーカイブして、プライマリストレージの容量を解約し、コスト削減を図るところもあります。 しかし、テープから映像を取り出すのに数時間かかることもあり、スポーツ中継やニュース放送を制作する場合には、決して現実的ではありません。
映像制作会社である7 Wonders Cinemaは、Wasabiを利用して、膨大な映像ライブラリーをアーカイブしています。 このソリューションにより、高価なハードディスクの空き容量を確保し、頻繁なハードウェアのアップグレードを回避しながら、アーカイブされたコンテンツに即座にアクセスできるようになりました。 アクティブアーカイブは、7 Wonders社のコスト削減、ビジネススピード向上(急な顧客の要求に対応)、顧客満足度の向上に役立っています。

エラスティックストレージファブリック

クラウドストレージとオンプレミスのストレージインフラを組み合わせて、瞬時に拡張可能な仮想のリソースプールを作成し、柔軟性と経済性を向上させることができます。 サードパーティの仮想ストレージインフラストラクチャを使用すると、統一されたプログラミングおよび管理インターフェイスを使用して、企業のデータセンターからクラウドまで拡張する柔軟なストレージファブリックを構築できます。
これらのソフトウェア定義ソリューションは、アプリケーションを基礎となるストレージ技術から切り離す抽象的なAPIを提供します。 管理者が定義したポリシーを使用することで、アプリケーションはセキュリティ要件、コスト削減、パフォーマンスに基づいて、特定のオンプレミスまたはクラウドプラットフォームにデータを自動的に書き込むことができます。
エラスティックストレージファブリックは、企業のデータセンターにクラウドの俊敏性、拡張性、およびコスト削減をもたらします。

オンプレミスとクラウドで構成されるエラスティックストレージファブリック

最新のデータセンターへの取り組み

クラウドストレージを利用して、最新のデータセンター、移転、統合プロジェクトを支援することができます。 多くの企業が、コスト削減、運用の簡素化、プライベートクラウドへの対応を目的に、オンプレミスITインフラのアップグレードやデータセンターの統合を進めています。
データセンターからデータセンターへのデータ移行は、テープやディスクを使用して手作業で行う必要があり、時間がかかることがあります。 クラウドストレージは、従来のデータ移行に代わる効率的な方法を提供します。 クラウドを移行用ストレージとして利用することで、移行を効率化することができます。 移行後は、クラウドストレージを利用して新しいインフラを補強することができます。
クラウドストレージは、移行のアンカーポイントとして機能することができます。 下図に示すように行うことができます。

1)レガシーデータセンターのクラウドへのバックアップ

2) クラウドから新データセンターへのデータのダウンロード

3) 新しいITシステムの検証

4)古いITシステムの段階的廃止

移行完了後も、新しいクラウドストレージサービスをバックアップやリカバリ、アクティブアーカイブ、長期データ保持などに利用し、次世代データセンターへの投資を保護・拡張することができます。

最新のDC、移転、統合プロジェクトのための移行用ストレージ

Cap & Grow

新しいアプリケーションをサポートするために、「Cap & Grow」の一環として、段階的にクラウドストレージを導入することができます。 従来のアプリケーションにはオンプレミスのストレージ機器を使用し、新しいアプリケーションには、クラウドストレージを追加することができます。 Cap & Growでは、Lip & Replaceのアップグレードを避け、時間をかけてレガシーアプリケーションを移行し、レガシーストレージプラットフォームを自分のペースで徐々に廃止していくことが可能です。

Wasabiのハイブリッドストレージ

Wasabi Hot Cloud Storageは、ハイブリッドストレージを含むあらゆる用途に対応する、非常にリーズナブルで高速、かつ信頼性の高いクラウドオブジェクトストレージです。 ストレージの階層化や複雑な料金体系を持つ大手のクラウドストレージサービスとは異なり、Wasabiは分かりやすく、費用対効果に優れた拡張性を備えています。 1つの製品で、使用予測が可能でわかりやすい価格設定になっており、ほぼすべてのクラウドストレージのユースケースをサポートします。

ハイブリッドストレージにWasabiが選ばれる理由

Wasabi Hot Cloud Storageは、業界で最もコスト面に優れ、最も高性能なクラウドストレージサービスです。 クラウドストレージを手軽に使えるようにするため、Wasabiは安価でシンプル、かつ信頼性の高いサービスを提供します。

製品価格

Wasabi Hot Cloud Storageは、代表的なクラウドストレージベンダーより80%安価です。

ストレージからデータを取り出すための追加料金(トラフィック課金)はかかりません。 また、PUT、GET、DELETEなどのAPIに追加料金がかかることはありません。

優れたパフォーマンス

Wasabiのシステムアーキテクチャは、大手のクラウドストレージサービスと比較して、タイムトゥファーストバイトの速度を大幅に向上させ、より高速なパフォーマンスを実現しています。

堅牢なデータ耐久性と保護

Wasabiホは、データの耐久性、完全性、安全性を極限まで高めるために設計されています。 オプションのデータ保全機能により、不慮の削除や管理上のミスを防ぎ、マルウェア、バグ、ウイルスから保護し、コンプライアンスを向上させることができます。

Wasabiで実現するハイブリッドストレージ

Wasabi のサードパーティのデータ管理ソリューションを使用することで、今回検証したすべてのハイブリッドストレージの活用例に対応することができます。

バックアップとリカバリ(英語)-Wasabiは、オンプレミスのストレージプラットフォームを保護し、他のソリューションの何分の一かのコストで抑えることができます。

長期的なデータ保持– 企業ポリシーや政府規制のコンプライアンスを確保するために、頻繁にアクセスされないデータを長期保存するために安価で耐久性のあるWasabiをご利用ください。

アクティブアーカイブ– アクセス頻度の低いデータを自動的にWasabiに移動することで、高価なオンサイトストレージ容量を解約し、ストレージコストとデータの価値を最適化させることができます。

柔軟なストレージファブリック-Wasabiのオンプレミスのプラットフォームや他のクラウドストレージサービスと組み合わせることで、すぐに無制限に拡張可能な仮想ストレージプールを形成することができます。

最新のデータセンター -合併や買収、データセンターの移転、アップグレード、統合などのイニシアチブをサポートするための移行用ストレージとしてWasabiをご利用いただけます。

Cap&Grow– 既存のアプリケーションはローカルストレージに残し、新しいアプリケーションはWasabiでプライマリストレージとして使用します。

Wasabiは、ハイブリッドストレージ環境向けのサードパーテのデ ータ管理ツールを幅広くサポートしています。

Wasabiは、オブジェクトストレージのデファクトAPIとして登場したAmazonのS3 APIとビット互換性を持っています。 S3準拠のデータ管理ソリューションを使って、様々なハイブリッドストレージやマルチクラウドをサポートすることができます。

Wasabiのパフォーマンスと認証チーム(PACT)は、多くのサードパーティのデータ管理製品と相互運用性を検証しています。 PACT認定ベンダーとアプリケーションの全リストは、テクノロジーパートナーをご覧ください。

まずは30日間の無料トライアル

登録は簡単。トライアル中はいつでも解約(キャンセル)することができます。

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